グランビル・アイランド
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バンクーバーは、2002年にイエローナイフにオーロラを見に来た時立ち寄って以来です。
今回も時間があまり無かった為、バンクーバー半日市内観光に参加しました。余り景勝地が無いバンクーバーですので、前回も行ったキツラツやスタンレーパーク等を見て廻った後、立ち寄ったのがグランビル・アイランドでした。
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ダウンタウンからフォールスクリークを挟んで対岸にある、出島のような小島がグランビルアイランドです。
かつて工場地帯だった場所が再開発され、アートスクールや劇場・ホテルの他、ギャラリーやクラフトショップ、シーフードレストランなどおしゃれなお店が100店以上も集まっているとのこと。
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短い観光時間しかなかった為、その全貌はうかがい知れませんでしたが、とても魅力的な空間がそこにはありました。
工場地帯で殺伐としていたであろう一体をこのような時代の先端を行く商業地域に変える発想と行動力には感服いたしました。
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特に面白く感じたのは、小さなワークショップが集積しており、小さなショップは売り場と工房がかるく仕切られており、お客は作品と共にその創作現場も同時に楽しめるようになっていたことです。
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作者とお客の距離がとても近く親しみを感じられるコンセプトは素晴らしいと思いました。建物は工場跡地をそのまま金を賭けず使用してますのでとても無骨でありますが、そこがこの地の新たな魅力となっています。
何かと衰退気味な日本にあって、こうした発想を何処かで取り入れることが出来るのではないかと思えた、刺激に溢れた空間にとても感動し、とても良い研修となりました。