ビクトリアフォールズのホテルに泊まって驚いた
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確かに我々が今回泊まったDavid Livingstone Safari Lodgeは老舗のロッジ(ホテル)だけあって施設はそんなに特筆すべきほどのことはないし、旅行の注意書きどおり部屋での蚊取り対策は必須だ。
しかし、当初南アフリカの旅でしかもビクトリアフォールズがあるのは、ザンビアなのかジンバブエなのかボスニアなのか?はたまたそれらの位置関係がよく分からないまま機上の人になった今回の旅には先のキューバで懲りた食事への期待感を全く持っていなかった。
旅行の楽しみの大切な割合をもつ食事の満足感で判断するとザンビアのリビングストーンにあった先のロッジは良い意味で私の期待を裏切ってくれた。3泊もし、しかもそのほとんどでホテルでの食事であったにも関わらず毎回満足できるクオリティーの食事を楽しめたのは幸運だった。
クラブツーリズムのプレミアムステージってのが良かったのか、さすが南アフリカに強いクラブツーリズムの企画だと納得出来た。
食事と共に嬉しかったのはホテルや周辺での様々な企画に立ち会ってくれた地元のガイドさんやホテルの従業員の親切で気持ちよい心根を持った人が多かったことだ。
何故アフリカから大量な奴隷がアメリカに送り込まれたのか?何故簡単にイギリスの植民地になってしまったのか?それは、彼らの教養の低さと言うより単なる人の良さにつけ込まれた結果だったような感じがここに来て生じた。
個人の欲を満たすために作られた資本主義の最大の敵は共産主義だったかもしれないが、最大の犠牲者はここアフリカの人の良い人種だったのかもしれない。
地球の最後の秘境の地に野生の動物を見に来て、3大瀑布と言われているビクトリアフォールズを見れれば良いと他の楽しみなど全く期待していなかったので、より以上の驚きと共に満足感を得られたのかも。