深圳・マカオ研修旅行 昼の深圳とマカオの夜
- わくわく旅行
朝から長野精機さんの工場見学です。
長野精機さんは伊那でプラスチック成型をされている「㈱南信化成」さんが2000年に中国展開を図られた会社で、御長男が総経理をされています。
進出した当初は大分御苦労されたようですが、今は軌道に乗り安定して経営にあたっているとのことです。
しかし、一昨年からの経済不況の波は中国でもひどかったらしく、社員を半分近くリストラして凌いだそうです。本来の景況に戻りつつあるとは言え、台湾・香港そして中国ローカルの企業が技術と設備双方とも力をつけてきている為、以前のような差別化が難しくなってきており、これからの経営の舵取りは今までと違った困難さが予想されそうです。
しかし、10年近く地元に融け込み、社員と大らかに笑って大声で語っている姿を見ると、安心すると共に今の日本の経営者に欠けている逞しさと勢いを感じました。
マカオは21年前サン工業創立40周年の時に社員旅行として初めて行った海外旅行先です。2006年にカジノの売上げ金額でラスベガスを抜いたとの話を聞いたとき、20年前のイメージしか無かったので大変驚いた経験があります。
どこを歩いてみても当時の面影さえ探すのは困難なくらい、街の雰囲気と景観は変わっているのです。
特に、夜になるとウォーターフロントと呼ばれる一角にあるカジノやホテル群一体がネオンの華やかな光に包まれ、とてもウキウキしてくるような高揚感を味わえます。
もう少し日程があれば楽しそうな処が沢山ありそうで、又来たくなってしまうのでした。