醜態
- 思いついたまま
本日、中川昭一財務相兼金融担当相が辞任を表明いたしました。
先のローマで開催された先進7カ国財務相中央銀行総裁会議(G7)での「ヘロヘロ会見」の責任をとったものです。
当然のことです!
未曾有の金融危機の中、昨日発表された日本のGDP(2008年10から12月の実質年率)がマイナス12.7%になり、先進国の中でも最悪の数字を示しているという非常時に各国の報道陣を前の醜態にはアキレるばかりです。
海外では・・・
日本の財務大臣がG7会議中にコックリ (ABCニュース 2月14日)
ABC News マット・ジャフィー: 今週末、世界7カ国の財政担当代表がローマに集まり、全世界的に悪化する経済恐慌の解決策を模索した。しかし、単に寝ないで起きていることさえ厳し過ぎることが証明された。
日本の財務大臣である中川昭一氏は、今日のG7財政リーダーのミーティングで居眠りしていたようだった。
もちろん、15時間に及ぶフライトは辛かっただろう。しかし、IMF(国際通貨基金)によると、国家の経済が今年は2.5%収縮されると予測されており、トヨタや日産のように国内最大の自動車メーカーが何万という職を切り捨てている緊急事態は、寝ないで起きているのに十分な状況であるはずだ。
もし、そうでなければ、伝統的なイタリアの刺激、エスプレッソを飲んで目を覚ませ。
それでも中川は、何とか、米国のティム・ガイトナー財務長官とのミーティングでは寝ないで起きていることができたようだった。
とまあ、皮肉たっぷりに報道されています。
主要閣僚の醜態は先の小泉さんの発言「怒るというより笑っちゃう」ではなく、やっぱり「怒っちゃう」になるのです。
一体日本は何処に行っちゃうのでしょうか?
わたしもお酒に飲まれることの無いよう、もって他山の石となすべきなのでしょう。