サン工業株式会社

社長のひとり言

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洗濯機

  • 思いついたまま

最近、洗濯機を買い換えました。
今まで使っていたのは、亡くなった両親が愛用していた「洗濯機能のみの洗濯機+乾燥機」の組み合わせだったものですから、かなりの年期モノでありました。で、夜に洗濯をしたりすると「ウイ、ウイ、ウイ、ガ・ガ・ガー」と騒がしく、加えて乾燥機に移し替えると「ゴーー、カチャ・ゴーー、カチャ」と延々とお仕事に取り組んでくれていました。
それが先頃、洗濯中にイヤな軋み音が混ざって来たなと感じても、しばらくの間以前と変わりなく洗濯は出来ていたものですから「さすがPanasonic頑張ってよ!」との声掛けも空しく、とうとうモーター音がするのみで洗濯槽が回転しなくなってしまいました。

しかたなく、近所の電気屋さんに出向き(やっぱアフターサービスを考えると地元の電気屋さんでしょう!)最新式の洗濯機を清水の舞台から飛び降りる心境で購入いたしました。

使ってみると、とても静かでホントに洗濯しているのか分からないくらいの静けさの中で粛々?とお仕事をしておいでになりました。

それを見て省エネ、省水、消音は確実なものになっているのが実感できました。やはり、時代は確実に進化しているのです。でも、洗濯上がりを見ると正直以前の単純な洗濯機のほうが綺麗に仕上がるような気がいたします。

また、静かに粛々とお仕事をなさっている洗濯機には申し訳ないのですが、以前の「ガー、ガー、カチャ、カチャ」騒音まみれの洗濯機のほうが、なんだか人間的?に一生懸命仕事をしてくれているようで、「悪いね深夜まで働かせて・・・いやいや、早く寝て下さい。あとはきれいに仕上げておきますから・・・・ウイ、ウイ、ウイ、ガ・ガ・ガー」といった会話が出来ましたが、買い換えた洗濯機は、とても冷静沈着で「悪いねこんな時間に働かせて・・・・・・・・・・仕事ですから・・・・・(シーン)」といった感じで何かムナシく会話になりません。

文明の利器とか省エネとかの価値観は時代と共に変わりますが、少しくらい不便でも、少しくらいウルサクても、少しくらい我慢出来るのでのであれば「新しいもの:優等生=Best」ではなく、少しゆったりとした「一寸非効率だけれど良いヤツ:Good」を選択するくらいの心の巾が必要とされている時かもしれません。(けっして原子力発電の比喩ではありませんのでヨロシク)

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