Eddie Higgins にハマル
- 密かな楽しみ
最近の経済動向のなかで注目されている一つに団塊世代の消費傾向の行方がある。
プチ豪華な温泉旅行だったり、スローライフを求めての田舎生活であったりするのだが、そうした中のひとつに昔を懐かしみ学生時代に熱中した事々を思い出し、再度トライしたり収集したりする団塊の世代が多くなって来ているようですね。
それらはクルマであったりギターであったりするのですが、私の場合は昔浸り込んだJAZZに心惹かれています。特にピアノトリオが好きだったせいもあり昨年からその手のCDを収集しだしているのですが、昨年暮れに出会ったエディ・ヒギンズにハマッてしまいました。
学生時代には耳にしたことも無かったピアニストですが、日本ではここ10年くらいの間にブレイクしたプレイヤーとのことです。
今年で75歳になったと聞くが、その音色は最新作の「素敵なロマンス」や「恋に過ごせし宵」での艶のあるタッチはとても年齢を感じさせない。
クルマを運転する時にはアルバム「イフ・ドリームス・カム・トゥルー」のドライブ感が最高だし、ひとり夜を過ごす時には「あなたは恋をしらない」のソロピアノがとてもよい。
今年は先の2作を含むロマンス4部作をリリースするそうで、Venus Recordsの秀逸なジャケットデザインも相まって今からその出来映えを楽しみにしている。