一年ぶりの長距離ウォーキングで、これまた一年ぶりの坐子渕です。

今年は春先から結構ウォーキングに熱を入れていまして、昨年まではウィークデイは1時間のウォーキングがほとんどでしたが、今年はお気に入りの2時間コースが新たに加わり、このコースが炎天下でもOKという優れものでしたので、週に3～4日はこのコースで良い汗を流していたのです。
ですから、敢えて週末に長距離ウォーキングを敢行して体重調整しなくても、ずっとベストの体調を維持できていたのです。

しかし、紅葉のこの時期になるとやはり長谷の坐子渕が気になります。
あの素晴らしい紅葉は今年も華やかに彩っているのか？あのコースは土砂崩れにあって歩けなくなってはいないだろうか？・・と、いろいろ気になって来ます。

また、昨年は入り口である杉島が通行止めになっており、私一人しかあの紅葉を愛でる人がいなかったので、今年も通行止めであればあの素晴らしい景色を誰も観ないで一年が終わってしまうのか？と思うと、せめて私一人くらいは目に焼き付けておかないと坐子渕が淋しがりそうじゃありませんか！

・・という訳で、今年もワクワクしながら訪れてみました。
前夜は、なにか遠足前の子供の様に興奮？して朝の3時に目が覚めそれからはウトウトしながら日の出を待ったのです。
ワクワクしたもう一つの理由は、今回の昼食は温かいラーメンを紅葉に囲まれながら食してみようと計画したので、その光景を想像するだけでニコニコしてしまうのでした。

やはり、今年も通行止めで坐子渕までの往復40キロの行程全て一人占めという、天から授かった幸運？を享受した一日になりました。
また、今日も幸運なことに青空には雲ひとつない完璧な秋晴れでしたので、紅葉とのコントラストが素晴らしかったのです。

少し残念だったのは、紅葉のベストからは1～2週間遅かったことです。これは昨年も同じでしたが、仕事やもろもろの事業が重なる為いたしかたありません。でも、落ち葉の絨毯を踏みしめながら歩く8時間は至福の時の連続となりました。
充実したウォーキングを終え、車で着替えると両足に見事なマメが出来てしまっていました。長距離ウォーキングに疎くなっていたので、テーピングすることをすっかり忘れてしまったためでした。

来年はこうしたミスすることなく、しっかりと準備をしてまた、素晴らしい風景に会いに行こうと思います。