異業種交流会
- ほんの出来事
伊那の商工会議所には20年ほど前から異業種交流会という組織があり、3グループに分かれ活動しています。
わたしは3つの中の第3グループに所属し今日まで交流を深めてまいりました。3つのグループ毎特徴があり、第1グループは経営に真摯に取り組んでいる精鋭たちの集まりであり、第2グループは環境や社会・時代性にとても敏感な人たちが集まっています。
我が第3グループは、ひたすら飲んで食べて銘々が一方的に話したい事をしゃべりまくる・・といった、まことにまとまりが無く統一感に欠けるグループです。
それでも、不思議な事に今日まで内部分裂することなく来れたのは奇跡としか言いようがありません。
そんな第3グループの9月例会の会場が、なんと!昨年に引き続き我家のガレージで開催されることになりました。
会場が通常の宴会場で無い分、手作りでまかなわなければならない為、夜の開催でしたが、お昼からガレージの清掃とテーブルの配置に始まり、前年好評だった鰹のたたきを今年も企画した為とても慌ただしい午後になりました。
それでも、3時間+にわたる楽しい時間をメンバーと共有出来たのが最大の収穫でした。
食べて、飲んで、ひたすらしゃべりまくると云ったいつものパターンでしたが、会場の雰囲気が変わればまた、少し違った会話の展開になるのが面白いのです。
完成間近な我家のガレージですが、振り返ってみればリーマンショックに端を発し、一昨年後半から行動が内向きに成らざるを得なかった結果、目を付けたのがガレージで出来る木工細工なのでした。
そのガレージでのバードハウスづくりから、どんどん発想が拡がり、気がつけばガレージの大改造にまで展開して来てしまいました。
そんな内向的な経緯で出来たガレージですが、今日の様にみんなで楽しめる外交的な空間になるとは予想もしてませんでしたので、まさにヒョウタンから駒・・といった新鮮な充実感を覚えます。
振り返れば悪夢のようなリーマンショックでしたが、こんなささやかなプラスの面も与えてくれるきっかけになったのは皮肉なのでしょうか・・・。