Singapore Airshow 2012
- わくわく旅行
今年わが社が所属するめっき研究会の研修会がシンガポールで開催されました。
そして今日、旅行の最大の目的である「Singapore Airshow 2012」に出向いたのです。めっきに関わる同業者の集まるこの研究会は、奥様たちの関心も深いのが特徴で今回も総勢25名という大所帯の研修になりました。
気になった天候も、雲一つない快晴とまではいかなかったものの、午前11時から行われる実機のパフォーマンスには最高の天候に恵まれました。
今回我々にとってラッキーだったのは、我が研究会のメンバーであり会長である旭金属工業さんが出展していたため特別に Trade Day に参加出来たことでした。
このショーは2月14日から19日までの6日間チャンギ国際空港に隣接されているコンベンションエリアで開催されますが、14日から17日までは商談の日でTrade Day になっています。週末の2日間は Public Day となり、一般の市民の方々に開放されるスケジュールになっています。
我々は Trade Day 参加者として事前に登録し、パスポートも持参して受付を行った結果、写真のような許可書をぶら下げながら各パビリオンを見ることが出来ました。
わたしの印象では、民生より軍事色が強かったように思われました。それは今話題のイスラエルからの出展もあり、それがことごとくミサイルの展示であったことから、現在の中東の緊迫した雰囲気を肌で感じた一瞬でもありました。
何より楽しみだった実機によるパフォーマンスは昼前の1時間でしたが、その間あのチャンギ空港から離発着する便は全てキャンセルされ、この航空機のデモンストレーションに譲られたのは、やはり国家戦略としか言いようがありません。
そんな理屈は抜きに、実機のデモンストレーションに只々感動してしまいました。最初のF-16CとF15SGによるチームエアロバティックのド迫力のパフォーマンスに少しチビッテしまいました。その後、B-52による大人しい?デモフライトに続きやってくれたのは、MIG295機によるエアロバチィックでした。シルエットはF-15とそっくりでしたがアフターバーナーの音色が違っていたのが印象に残りました。ソロのプロペラ機によるエアロバティックをはさみ、トリを飾ったのはルーレットによるチームアクロバットでした。トリを飾るのに相応しく、綺麗で創作的な飛行パフォーマンスを披露してくれました。
いずれにせよ、炎天下の1時間のデモフライトでしたが、顔は真っ赤に日焼けしても、それに劣らない心地良い火傷を心に受けた貴重な体験と感動を得た研修になりました。