カッパドキアの空中遊泳と精神の浮遊
- わくわく旅行
今回はトルコ10日間の旅に気の置けない仲間8人のグループで参加いたしましたが、この限られた日程ではアノ評判のカッパドキア名物?早朝の熱気球による空中散歩は無理だろうと諦めていました。しかし!同じツアーに参加された80ウン歳の女性の方がJTBに強烈に掛け合ってくれた結果、奇跡的に今回早朝カッパドキア・バルーン空中遊泳ができたのです!!
早朝4時30分に起こされバゲージングを手際よくこなした後、5時にホテルを出発し予約してあったバルーン・ツアー会社に連れられて行き、6時45分には無事地上から離れることが出来ました。
当初思っていた以上に簡単かつスムーズにテイクオフしたバルーンは、夢心地のうちに結構な高度まで到達していました。
100機近いバルーンに囲まれての遊泳の壮観さがこの写真でその一部が伝わるのでしょうか?静かで穏やかな早朝のしじまを、無粋なガスバーナーの音でぶち壊しながらも(バルーンに乗ると不思議なことにガスバーナーの音が頼もしく感じられるのです)一旦空中に浮遊してしまうと、周囲の音と色彩は五感から薄れて行き、大気と風のみ感じられる不思議な空間の中に身をおく(胎児みたいな)安心感と満足感の真っ只中にいる自分に気がつきます。
このような体験は、余り無く下世話な話になっちゃいますが、このバルーンツアーの値段が2万円弱もすることは当初「許せない暴挙」であると思っていましたが、このような体験と感動はここカッパドキアでしか味わえない企画であることを思えば「まぁ~、妥当な値段かなぁ~?!」と思ってしまうのでありました。それ程、感動に包まれた空中浮遊の貴重な体験が出来ました。