ボルドー見学
- わくわく旅行
今日は、この旅で楽しみにしていたボルドー見学です。
副団長である、野村ユニソンの野村社長が経営しているワイン輸入会社のツテで何とあのシャトー・マルゴーの見学と最近見直されているらしいシャトー・ポンテ・カネの見学です。
今年は例年より収穫時期が早くなり、収穫の真っ最中での見学となりました。
通常収穫時期のワイナリー見学など不可能だといわれていますが、今回見学出来たのは案内していただいた、野村さんの取引先である「NATH JOHONRTON社」副社長であるMr.Ivanhooe Johnston氏の力によるところが大きかったのです。彼はネゴシアンといい、ワイナリーと輸入業者との間に立ち価格交渉や輸出に関する様々な仲介役を引き受けてくれるボルドーならではの特殊な業界の人とのことでした。
その彼の話では収穫時期のワイナリー見学には幸か不幸かの2面性があるとのことのことです。
ラッキーな点はもちろん、収穫様子を間近かに見れることと、普段はめったに内部見学出来ないシャトー・マルゴーの内部まで見学できる事です。
不幸な点は、収穫時期は皆ナーバスになっており、とても殺気だっている点だとのことでした。何しろ葡萄の出来はこの収穫時期の何日間の天候に大いに左右されるので、特にオーナーは大変神経質になっているとのことで、今回も当初オーナーの挨拶が予定されていましたが両シャトーとも見回り、対処に忙しくキャンセルになりました。
しかし、両ワイナリー共しっかり内部と熟成している様子が見れましたし、シャトー・マルゴーでは10万円/本は下らない貴重なワイン3種類の試飲までさせていただきました。
如何に彼らがワインに愛情を持ちこだわりを持っているのか、ワインに関するお話や案内していただいている間の会話から十分伺い知ることが出来ました。これからワインに関してもっと好きになってしまいそうで、普段から酒量が多くて困っているのに制御不能になりそうで少し怖いボルドーの滞在になりました。