トヨタテクノミュージアム
- わくわく旅行
3日4日は伊那商工会議所の3年に一度企画される、議員旅行に行ってきました。 議員の任期が3年でその間の慰労を兼ねた親睦旅行というわけなのです。伊勢志摩方面に行ったのですが、途中「トヨタテクノミュージアム(産業技術記念館)」に立ち寄りました。 行く前はあまり期待していなくて、単に織物機や自動車が並んで展示されているだけだろうと思っていたのですが、違いました。 トヨタグループ発祥の地である旧豊田紡織本社工場跡地に建てられたこの記念館は、「モノづくり」にふれる機会が少なくなってきている今、「出会う、知る、体験する」をコンセプトに「研究と創造」「モノづくり」を理解出来る場でありました。 特に感動したのは「繊維機械館」の紡織機群で、そのほとんどが稼動できる状態にあり当時の雰囲気を実感出来たことです。 シンプルな手織り機から豊田佐吉翁が発明・開発した自動機までその変遷がよく把握できる展示でありました。 世界一の座が視野に入っている現在のトヨタの原点に触れ、豊田佐吉翁からの「モノづくり」のDNAが現在まで脈々と受け継がれていることが理解出来ました。 いつかサン工業の社員にも見学できる機会をつくりたいと思いながら会場を後にしました。 <写真:右> 豊田佐吉が1924年に発明、完成したG型自動織機。世界で初めて実現した無停止自動杼換装置で国の繊維産業の発展に大きく寄与。1929年には世界のトップメーカーであるイギリス・プラット社に技術供与(特許権の譲渡)して得た100万円で、自動車づくりの資金を得たという。 |