キャリア教育
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本日、お昼過ぎから夜にかけて上伊那の企業と教育関係そして行政の3団体が一堂に会し、初の「子どもたちの職業観や勤労観を養うキャリア教育について産学官で考える交流会」が開かれました。
午後一番にKOA(株)さんに先生方や行政の皆様50人ほどが集まり、向山会長から企業の創生理念のお話や教育の大切さの講演があり、その後私どもサン工業(株)に移動。わたしが1時間ほど会社の歴史を踏まえた社員教育の重要性のお話をさせていただきました。
そして、お隣にある技術形成センターに全員移動し、そこでは約100名ほどの参加を得て、今後のキャリア教育の充実や人材育成についての意見交換を行いました。
最後に近くにある市営の羽広荘に移動し、懇親会が盛大に開催されました。
近年わが社にも多くの新入社員が入社してくれてますが、年々社会とのギャップが大きくなっているようで、子供たちがそのギャップに戸惑いながら一生懸命チャレンジしている姿を見るにつけ、こうした子供たちに学生のうちに多く職場体験を通じ社会との接点を持つことにより、実社会の厳しさや現実を体感してもらうことが、少しでもそのギャップを埋める大切なポイントになると考えます。
今日は初めての産学官の交流会でしたが、これを契機にそれぞれがキャリア教育についての理解を深め、より実効性のある子供たちの役に立つ経験を積む場としての機会が増え、ひいては地元の企業も知ってもらい故郷への愛情と思いを新たにしてもらうスタートになることを願って止みません。
わたしも企業経営者として、また商工会議所の会頭として、また県経営者協会の会員としてそれぞれの皆さんと交流を図り、より良い道筋を探りつつ、結果を出していきたいと思っています。