ここアマルフィも訪れたのが2回目ですが、前回はナポリからの日帰りで、しかも雨模様の天候だったものですから、是非今回は透き通るような青空の下アマルフィの素晴らしい景観を満喫したいものだと念じて来ました。

ポジターノのホテルに2泊することにし、中1日はアマルフィにどっぷりと浸かろうと思っていましたが、メンバーの皆さんも同様な考えだったものですから、今回は海からアマルフィを満喫しようということになり、カプリ島と同様小さな船をチャーターし、1日アマルフィの海岸沿いからアマルフィの街々の素晴らしい景観を楽しむことが出来ました。

午前中は生憎厚い雲に覆われてしまい、今回もよく写真で見る光り輝くアマルフィの景観を眺めることは諦めざるを得ないのかなぁ～・・と、半ば諦めかけて東端にあるヴィエートリ・スル・マーレまで3時間ほどかけて来た後、海岸のレストランで昼食を摂っていた頃から太陽が輝き始めてくれ、それからはポジターノまでの復路は素晴らしく輝くアマルフィの景観を満喫することが出来たのでした。

小さな船に揺られながらアマルフィの街々を海から眺めていると、やはりこの海岸は海から眺めるのが最高だ・・と云うことを実感いたします。
小舟の先端で大の字になって太陽の光と潮風を満喫していると、今自分が何処にいるのか、しばし夢の世界を漂っているような錯覚に陥ってしまうのです。こうした至福の時を味わってしまうと、中々現実に戻りにくくなるのが唯一の問題なのです。