第3回目の中央アルプスビジネスフェアが伊那市の勤労者福祉センター体育館で開催されました。
昨日は今年3回目となる大雪が降り、また昨夜は大変冷え込んだため開催出来るのか心配いたしましたが、今日は天気も回復し無事開催することが出来ました。

実行委員長としては心配は尽きないわけですが、開催に向けて実際に綿密な打ち合わせや準備等に関わっていただいた事務局や関係機関の皆さんの苦労に比べれば、大したことをして来たわけではありません。
例年、この寒い時期に開催しているのは、望んで企画しているわけではなく、県から支援をいただいている関係上、年度初めの4~5月の開催を希望しているものの予算の実行が出来ないため、年度末のこの時期にしか出来ない事情があるのです。
何れは自己財源で開催することを目標にしているものの、フェアの価値が高まらないことには出展料を値上げすることも出来ないものですから、結構ジレンマを抱えながらの運営となっています。

今日は伊那の地にタイミング良くベトナムの将来を担う有望な学生さんが訪れていて、伊那市の職員さんが我々のフェアに案内してくれましたので、上伊那地域の製造業が頑張っている姿を実感してもらうことが出来ました。

フェアの内容やあり方について、今後しっかりと検証しながら出来る範囲で最大の効果を発揮出来るフェアになるよう知恵を絞らなければなりません。
でも、最近感じるのは、若い人が斬新なアイデアやネットワークをもっていますので、そうした若手の考えや力を取り入れることがとても大切で、うまく接点をもって彼らのパワーを生かしていくことが今後を大きく左右するポイントだと感じています。
こうしたフェアを契機に、上伊那地域の製造業の底力が広く正しく発信出来ることを願っています。