キャパ・オーバー?
- 思いついたまま
最近、特に感じるのはいろいろな地域社会においての役割が多くなって来てしまった事があります。
わたしのイケない性格の一つが、会社のことだけで無く、生まれ育った大好きな故郷の伊那市をより以上発展出来ないか?チャレンジしてみたいところがあるのです。
不幸なことにそうした考えに同調してくれる仲間がとても多くいてくれ、会社の経営に携わるより遥かに多い時間を地域のために割くようになってしまいました。
このような地域貢献が出来るのも会社を支えてくれる全ての社員の皆さんのお陰であり、そうした環境に容れることは秘かな自慢でもあります。
しかし、昨年あたりから無法図に受け入れてきた、そうした役割も整理しなければならない時期に来ていることを感じ始めています。
人は皆、それぞれの許容量があり、その受身の升が大きいほどスケールの大きな人と言えますが、私の場合は升が小さいために既に臨界点が来てしまったようです。
地域社会:会社:個人の力点の置き方は、社会と経済情勢によって左右されます。若い頃は個人である私が最優先であったのは当然ですが、時代と共に会社人になり、今では社会人になって来ています。
そうした変化はある意味では望ましいのでしょうが、如何せん能力不足な私としてはそろそろ許容量の限界を感じて来ています。
会社はヒト=モノ=カネの3大要素のバランスと言われていますが、個人の幸せは能力+夢+情熱ではないかと思う中、夢と情熱は老体に鞭打ちつつ維持してはいますが、能力の低下だけは否めません。
以前は自分に負荷をかければかけるほど、新たな自分の可能性を確認出来ましたが、これからはより慎重に自分の能力を疑いつつ、周りに迷惑をかけない存在であるとともにクリエイティブな提言が出来る私でありたいと思います。
これからも、いろんな役が要請されてくると思いますが、極力自分の力量と何より自分が情熱を持って立ち向かえる役割を厳選していく必要があると思っています。
時代の変遷と共に自身の地域社会における役割を再認識することは、とても重要なバランス感覚だと思うのです。