雨のフランスも良いものだ。
- わくわく旅行
数日前プロバンスを走っている時、青空の一角に真っ白なグライダーをオスカーさんが発見いたしました。その時ふとグライダーが好きであんなのに乗って鳥になるのが憧れだとつぶやいたら、オスカーさんがパリ郊外にある彼の家の近くにグライダーの飛行場があって、彼の息子さんも一ヶ月ほど前にグライダー体験をしたとの事で、パイロットは彼の友人であるとのことでしたので、フランス旅行最終日のパリに戻る途中フライトのセッティングにトライしてもらえることになりました。
そして、それが今日現実のものとなり夢のような体験をフランスの空で実現することが出来ました。
オスカーさんの家族も飛行場まで駆けつけてくれ(娘さんはドイツに留学中でいませんでした)、飛行場にある簡素な食堂でとても簡素だけれどとても美味しいオムレツを皆でいただきました。
空の初体験は、Piper PA-25 "Pawnee"曳航機が50mくらいのワイヤーで上空500mまで牽引してくれ、その後向かい風になった時にリリースし、そのあとは上昇気流を捉えてアッという間に1000mまで上昇してしまいました。
今日は特に気象条件が良かったようで、上空から5~6機のグライダーを眼にすることが出来たと同時に、宙返りやスプリットターン等のスタント飛行するグライダーまで見ることが出来ました。
40分ほどの空中体験中、一寸の間操縦かんを操作させてもらいましたが、結構敏感に反応することに驚いたりもいたしました。
昨日走った高速道路やオスカーさんの住む村を教えてもらったりしながらの空中散歩でしたが、如何せんフランス人のパイロットが話す英語での会話?だったので、ほとんど通じずそこだけが画龍天青を欠いたフライトなのでした。
でも、このような手作りの旅行ならではの素敵な体験が出来たことに大満足なフランス旅行となりました。