キャバレーメカニカルシアター・ロンドンからくり博物館
- 密かな楽しみ
久し振りに東京に行ってきました。
最近はあまり目的とするものが無かったものですから、半年近く行っていませんでした。
今回、ネットサーフィンしていたら「キャバレーメカニカルシアター・ロンドンからくり博物館」なる企画を銀座6丁目で行っている事を知り、他の目的とも併せて行ってきたのです。
基本的には、木材を使用したカムとギアを組み合わせたものなのですが、それがとても良く考案されていて、繊細かつ微妙な動きを表現しているのです。
仕掛けの割には、登場人物や素材はプリミティブに作られているのがとても親しみやすく好感がもてました。
多分、昔はミシンを改造した糸のこを使って製作したのでしょうが、産業革命を興した国でこのような時代の波と相反したほのぼのとした作品が多くの作家によって表現され、それらを評価するイギリスという国の奥深さを垣間見た企画でした。
ユーモアとウィットとアイロニーをかき混ぜて、3Dでとてもシンプルに表現するとこうなるのでしょう。
写真でしか一部お見せ出来ません。この企画こそ動いているところが解らなければ意味がありません。今後は動画の導入も勉強しなければと感じた東京行きでした。