八ヶ岳美術館にて
- 密かな楽しみ
以前から楽しみにしていた高橋耕也氏のオブジェ製作の実演が見られる日です。
爽やかな八ヶ岳美術館の前庭?で製作されていました。
私はあのような作品がどのような工程で、どのような道具を使って行われるのか、特に溶接に関しては全くの素人ですので想像もつかなかった為、大変興味深く見学させてもらいました。
私が行ったのは夕方ですので、周りには4・5名ほどの人しかいませんでした。ほんの数分のうちに錆だらけのドラム缶から虫の食った落ち葉の見事なオブジェが出来上がった時は感動しました。
溶接の機械を使いこなせば、あのようなオブジェが出来ることが、今回の実演で理解は出来ました。しかし、あの「からくり」だけはどの様な発想と構想から形になるのか想像も出来ません。
今回は、展示のみで小物の即売しか行っておらず「からくり」作品の販売がなかったものですから、実演終了時にご本人とお話して一度工房を訪ねることにしました。
作品から想像すると、気難しそうな人かなと思っていたのですが、とても気さくな方で安心しました。
また、芸術の秋に向けて楽しみが増えました。