山岡進「起こし絵」展
- 密かな楽しみ
今年のお正月は東京にいました。
東京に行く度、新鮮な感動を得たいと思って出向くポイントがいくつかあります。
その一つが松屋銀座の7Fです。
今回も目的があったわけではなく、何となくチェックしておかないと落ち着かないものですから、寄ってみました。
そこで目にしたのは・・・遊びのギャラリーで開催されていた表記の[山岡進作品展「起こし絵」]だったのです。
正直、びっくりしました。オリジナルな額縁の中に驚くほど繊細で精緻な空間が創造されていたのです。
奥行きが限られている額縁の中に、驚くほど深い空間と空気が息づいている作品が幾つかありました。
わたしは、初めて体験した空間だったものと、これだけの作品を表現出来る人であれば自分が未知なだけであって、Webで調べれば容易に全容が解るものと思い、会場を後にしました。
家に帰って山岡進氏のHPを探しましたが存在せず、過去幾つかの展示会の案内があるのみでした。
今少しあせっていますが、もう少し山岡氏のことについて調べ、今後彼の作品展があれば行ってみたいと思っています。それほど魅力的な空間を創り出しているのです。
世の中には、こうしたオリジナリティーを持った人がいるからワクワクしてしまいます。