手帳
- 思いついたまま
年末のこの時期になると来年度の新しい手帳が届きます。
わたしは30年以上富士通さんのを愛用しています。妹の伴侶であるツトムさんが富士通に勤めており、彼から手帳をいただいて使い始めたのがいきさつです。市販品にも良い手帳はありそうですが、この手帳はコンパクトかつ機能的にまとまっているので他のを検討する気はありません。
12月に入ると既に2~3月までの予定が入ってきますので、今年の手帳にまとめて来年度分をメモしておくのですが、当然のことながらその時期までのカレンダーはなくランダムにメモされているので、なんだか落着きません。
待ちに待った新しい手帳が手に入るのはいつもこの時期になります。まず来年の休日(主に土曜日)に赤丸し、つづいて今年の手帳から既に入っている予定と先のメモを書き写す作業を行います。
この何気ない一連の作業ですが、来年も良い年になるように期待を込めて記入していきますので、なんとなく神聖な気持ちになります。ですから、手帳のはじまりのページはとても気合の入ったキレイな文字でのスタートになりますが、途中からはいつもの時間に追われた慌ただしい乱雑な文字に変容していくのが常です。
当然のことながら初期の手帳は空白ばかりでしたが、最近のはびっしり予定で黒く埋まっており何となく充実感はありますが、本当に自身の成長につながっているのかは見直す必要があるのでは・・と思っています。
これからの10冊はまだまだ真っ黒な文字で埋めつくされた手帳になりそうですが、第一線から退いた後、以前のような空白のみの手帳になったとき、豊かな人生を実感出来るといいのですが・・。