ささやかなリサイクル
- 思いついたまま
社長業をしていると、日々沢山の書類や案内が廻ってきたり、届きます。
以前から心がけてきた事は、片面しか印刷もしくはコピーされている紙は裏面がコピーで再利用出来るものですから、一日に何回かまとめて事務所の決められた場所に届けています。
今年の半ばから始めたのは、紙のリサイクルです。
封筒によくある開いた窓に透明なビニールが張り付いた物はダメですが、それ以外の印刷物はほとんどリサイクルの対象になります。
ところが、曲者はホッチキスで留めてある書類で金属が付いたままだとリサイクルには廻せません。しかし、こうした書類がとても多いのです。
会議用資料は書類の斜め上で留められていますし、丁寧なのは2箇所にホッチキスの針が残っています。
又、送られてくる案内やパンフレット類はA3を真ん中で二つ折りし、その中央部分がホッチキスで留められA4の書類になってきます。これが一日何十部も手元に来ますので、それらを解体するのがけっこう手間です。
以前から専用リムーバーを手元に用意し、毎日セッセとそれらの作業にあたっています。
そんな事に貴重な時間を割くくらいなら、他にもっと大切な仕事があるだろーが!と言わそうですが、こうした節約の精神は効率という名の下に葬ってはいけないと思っています。
そんな訳で、ここ1~2ヶ月で溜まったホッチキスの針がこの写真です。
この針の分だけ紙がCO2に化けることなく、リサイクルに廻ったと考えると貴重なホッチキスに見えてくるから不思議です。