サン工業株式会社

社長のひとり言

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ノアの箱舟(キャビンと車輪製作編)

  • 密かな楽しみ

さて、船体の上板張りが終了したので、いよいよキャビンと窓開けと車輪づくりに取り掛かります。

まず3mmのべニア板からテキトーにイメージした形に切り出し、それらを組み立てます。

このように組み上がったらこれに外板を貼っていきます。

これらの外板も古びた感じを出すために板の角をヤスリで削ったり、凹ませたりしてから塗装の準備が整いました。

それらの外板を両面テープで机に固定し、船体の塗装の時と同様アルコールで浸し、イメージした色のパステルを何色か準備します。

そしてパステルを3色に分けてまぶし、刷毛で塗り広げます。

色付けした下地の板の上にエイジング処理を施していきます。これは中々イメージした雰囲気が醸し出せず、何回も何色もトライを重ねることになりました。

そのようなエイジング処理を施した外板をキャビンに貼り付けました。しかし、まだまだ納得のいく色合いにはなってません。これから何度も色を変えていくことになります。

次は動物たちが顔を出す窓を船体に開けていく作業です。ドレメルのリューターを使い開けていきます。

何度かリューターのノコギリ歯がはじかれアブナイ目にもあいましたが、なんとか無事窓の穴あけ作業が終了することが出来ました。これからヤスリやペーパーで切り口を整えた後、窓の内側に動物たちを乗せる台を作り込んで行きます。

車軸はΦ10のマホガニーを使い、車輪は100円ショップの12mm厚のヒノキ板を糸鋸盤で切り抜きました。

車輪も古びた感じを演出するのに、ヤスリや彫刻刀で傷つけその上からステンレスワイヤーブラシでこすり、良い感じに時代を感じさせる風合いになりました。

9日間のお正月休みをふんだんに使い、ようやくイメージしたとおりのノアの箱舟の船体が完成いたしました!

さ~ぁ、これからノアの箱舟に乗せる動物たちを作っていかなくてはなりません。いったい完成は何時のことになるのやら?もう少し頑張ります!

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