第6回サン工業コンサート
- 会社のフラッシュ
今年も恒例になったコンサートを行いました。
今回は、となり街の駒ヶ根市出身の北澤響子さんと東京芸術大のお友達である佐原敦子さんのお二人によるピアノとバイオリンのコンサートでした。
会場は昨年までの伊那北駅近くにある「きたっせ」から、桜で有名な高遠にある「高遠美術館」のホールに変更しました。「きたっせ」にはピアノが無いことと、高遠美術館のホールにはピアノがあり又美術館のホールでのコンサートも新鮮さがありましたので変更することにしたのです。
開催してみると大正解で、とても素敵な演奏会になりました。
お二人の演奏が素晴しかったことに加え、ホールの一辺に大きなガラス越しに木々の合間から初冬の高遠湖の静謐なたたずまいが見え、それが一幅の絵画のようで演奏を盛りたててくれたようです。
また、奏者の背後には伊那市の名誉市民でもあり、先日お亡くなりになったばかりの故平山郁夫画伯の大きな絵画がクラシックの音楽にとても調和して二重に雰囲気を醸成してくれていました。
美術館のホールは天井が高く、また、コンクリート打ちっぱなしの内装だったため、12月の信州の寒さには少し暖房が対応しきれなく、足元が寒かったのは残念でした。
親切な女性の副館長さんが来年この時期に再度コンサートを企画するのでしたら、開館使用料は少し下げてもかまわないから、その分でお客様に「ほっかいろ」でも配ってあげてください・・とおっしゃっていただいたのが、とてもホットになりました。
来年も高遠美術館でコンサートを開催してみたいと強く思っています。