工場視察
- わくわく旅行
今日は真面目に上海近郊の工場を視察しました。
今回は奥野製薬の奥野社長の紹介で、台湾系の3社の見学です。
午前中は「三興表面処理(昆山)有限公司」と「濱中元川金属製品(昆山)有限公司」、午後は蘇州に移動して「蘇州豊川電子科技有限公司」をそれぞれ見学いたしました。
それぞれの会社の業務内容は省きますが、共通しているのは私どもが扱っている表面処理に関わる会社であることです。
但し、表面処理加工を専門に扱っている会社でないことも3社の共通点でもあります。
「三興表面処理(昆山)有限公司」はメインがめっき薬品の卸であり、「濱中元川金属製品(昆山)有限公司」はパソコン等に使用される精密ネジの製造であり、「蘇州豊川電子科技有限公司」はノートパソコン等の筐体をプレスから完成まで一貫して製造している会社なのです。
何回か中国の工場視察に来てはいますが、今回のように台湾系の製造会社を見学するのは初めてでしたので、いろいろ参考になりました。
3社とも日本に劣らず管理運営されており、中国に上手く馴染んでいるようです。言葉のハードルが低いことが中国に溶け込む最大の強みでしょうが、3社に共通しているのは日本の中小企業のように一つの分野に囚われない企業運営をしていることでした。
台湾という小さな国土から大陸に出て行くには、こうした手法と発想が必要だったのでしょうか?
台湾と同じく小さな国である日本人との活力の違いを垣間見たような気がいたしました。
今日の視察で、今後の経営の参考になれば良いなと思いながら、新天地のドイツレストランで美味しいビールとソーセージをいただきました。
(祝!昨日のBlogから海外からUP出来るようになりました!)