カンクン・・カリブの楽園
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カンクンのことは良くカレンダーなどに登場していたので知ってはいましたが、遠い最果ての地にあるリゾート地なので、行けることは無いだろうと諦めていた憧れの場所でした。
実際に行ってみると、そこはハワイのようなアメリカ人で溢れかえっている場所なのでした。着いたその日は生憎の強風で写真で見たような穏やかな風景とは無縁の光景が広がっていました。2日目も強風で、「このままアノ素敵な風景は見ることなく帰国してしまうのでは?・・」と、一抹の不安もありましたが、2日目は先のチチェン・イッツァ遺跡の観光に出向き、チチェン・イッツァは内陸に位置しており風もなく穏やかだった為ラッキーでしたが、帰ってきたカンクンは相変わらずの強風の中での夕食と夜の観光になりました。
最近のアメリカ系のリゾート地の傾向だと思うのですが、昼間はけっこうマッタリ感の中で過ごし、夜になると俄然・・ギラギラ+騒音+熱気+ほとばしる欲望≒が混ざり合った蠢く闇の中、眩いばかりの閃光にめまいを覚えるほどです。そのパワーと欲望がどこに向かうのか?非常で刹那的な汗と眼差しに、日本人のおじさんは異様な違和感を覚え、スゴスゴとホテルに退散するしかありません。
やはり歳を重ねた紳士??は、遠くに波の音を聴きながら美味しいお酒を静かに愉しむ夜を過ごすほうがとても落ち着くのです。翌朝はこれぞカンクン!といった、素晴らしい光景と心地よい風にコーフンし写真を撮ったのです。