花火大会
- ほんの出来事
わたしは、立場上ここ数年伊那まつりの花火大会の実行委員長をしています。
昨年は開始直前から雨が降り出し、開始時刻の7時半には雷が伴う大雨になってしまいました。
しかし、開催のジャッジは午後の3時に行うものですから、その時点ではイヤな予感はあったものの晴れていたので、とてもその時点で中止するとは言えませんでした。
その結果、花火大会としては雷を伴った豪雨に似た最悪の環境の中、決行してしまったのです。
花火大会終了後、アチコチから非難の言葉が寄せられましたが、主催者の立場としては「いたしかたなかった」というのが本音です。
・・という訳で、昨年はこのブログに華やかであるはずの花火大会の様子をアップする元気はとてもありませんでした。
でも、今年は胸を張って?ブログに載せることが出来る花火大会になって、今はとても安堵しています。
景気回復はしてきつつあるものの、今だ厳しい経済状況にある中、商工業をはじめ一般市民の皆様のご理解とご協力の下、出来る限りの花火大会を無事開催出来たことに感謝の言葉しかありません。
そんな、複雑な感情が絡み合っていたらこそ、今年の花火が例年以上にキレイに見れたのかもしれません。
(写真右:大会の放送担当していただいたエースプロマスミの皆さんと)