山ごもり
- ほんの出来事
- 密かな楽しみ
今年も恒例になりつつある蓼科に山ごもりしてきました。
昨年同様10冊以上の本を携えての山ごもりです。何故毎年このようなムダ?な時間と費用をかけてこんな行動をするのか考えてみるのですが、一つには非日常の空間を確保する事がいつもと違った視点から会社を眺める良い機会であると思っています。
常日頃は日々の喧騒に追われ、深く考える時間もなく事務的に事を運んでしまいがちですが、一年の計を考えるには現場から少し離れた空間で(それも出来るだけ静かな)思考をめぐらす事は経営者として必要な事なのではないでしょうか?
たぶん第3者から見れば贅沢な行為に映るかもしれませんが、このような空間と時間を作れることに社員の皆さんに感謝しながら、より良い会社作りをする為のMUSTな選択だと自分に責任を課しつつ過ごす貴重な3日間であるのです。
いつものように初日は峠の釜飯を購入し、山の麓にあるコンビニで3日間の食料を購入し山にこもりますので、ウォーキング以外部屋から一歩も出ることなく読書と思考に没頭出来ます。
しかし、リーマン・ブラザースの倒産に象徴されたように、来年にかけては今以上に非常に強いアゲインストの風が吹いて来ますので、勢いのある経営計画が立てられないのが残念ですが、こんな時こそ原点に立って一歩一歩、歩んでいこうと思っています。