懐かしい Radio Control 時代 ①
- 華麗に加齢
- 密かな楽しみ
- ほんの出来事
今でも「ラジオコントロール」という雑誌がありますが、今から60年ほど前にも「航空ファン」という雑誌もありました。
当時の「航空ファン」は大半が実機(軍事・民間/ジェット・プロペラ機)の情報誌でしたが雑誌の最後の数ページはラジコン(ラジオ・コントロール)やUコン(ユー・コントロール/2本のピアノ線でエンジン機のエルロンを上下させた飛行機)のページがあり当時としては貴重な模型飛行機の情報誌でした。
昔の無線機はデジタルではなくアナログのトーン式でした。またサーボなんていう優れものはなく、黎明期にはエスケープメントという輪ゴムを動力とした操舵装置を使用したものでした。
ボタン式シングルはキャリアを発信するだけのものです。キャリアを受信してリレーを動かし、ゴム動力のエスケープメント(現在のサーボ)を動かしたものでした。
確か小学校の4.5年のころ兄貴の影響でラジコンの虜(とりこ)になり、毎日曜日には空き地に行っては模型飛行機を追いかけていたものでした。
上の写真は伊那市の旧飛行場の跡(現在のNidec三協のあたり)・・右から二人目が可愛かった頃のわたし
あの頃のラジコン飛行機はカッコよくて輝いて見えたものでした。中学生になってから自分で作るようになってからはより一層模型作りにのめり込んだのでした。