ロマネ・コンティ
- わくわく旅行
ロマネ・コンティに行きました・・・でも、残念なことに飲んだわけではありません。
今回の旅のテーマは美と食と歴史ということになり、美は昨日まで沢山堪能してまいりました。
今日は2番目のテーマである食の探求?・・ということで、ブルゴーニュ地方に来ました。メンバーのひとりがなんと!ソムリエの資格をもっており、それだけにワインとその畑に関するこだわりは異様なくらいです。そうでなくては、とてもその道に精通することは出来ません。
昨夜泊まったディジョンからボーヌにかけてのワイン街道をオスカーさんの運転するレンタカーであちこちのワイン畑を散策しながら移動しました。
赤ワインで有名なコート・ド・ニュイから、有名な白ワインの産地であるコート・ド・ボーヌのワイナリーをいくつか巡りながら、オーナーから説明を受けながら試飲したりしていくうちワインに対する見聞が幾分拡がったような気がしてまいりました。
その一つにあの有名なロマネ・コンティがあるのですが、十字架が正面にあることで知られているそのブドウ畑で記念の写真を撮り、その醸造所へ向かうと「ここが世界に冠たるワイナリー!?」と驚くほどのなんの変哲もない醸造所でした。
昨年行ったボルドーのシャトーマルゴーみたいな処をイメージしていましたので、その質素さに驚愕し、瞬間・・これは儲かっているわなぁ~・・と、庶民感覚で思いました。
夜は、ボーヌ郊外にあるHostellerie de Levermois内にあるミシュラン一つ星のレストランで、クリエイティブな料理ともちろん地元ブリュゴーニュのちょっと贅沢なワインを堪能いたしました。
流石ワインの本場だけあって、差し出されたワインリストの厚さに思わず腰が引けてしまいました。でも今回は心強いソムリエがいるから大丈夫!ディナーコースも3時間半にもおよび、ホテルに着いたのは日付が変わってからでした。
ここのレストランではシェフお奨めのサプライズ料理を注文しましたが、メインディッシュまで6~7皿、デザートの前にプリ・デザートがあり、その前に夥しい数のチーズを好きなだけ切り分けてくれ、デザートの後にまだ幾皿かチョコレートやお菓子やその他よくわからない品々が出てきましたが、お腹が一杯でワインで酩酊し、そこに時差の影響も重なり最後には何がなんだか判らなくなり、気がついたらホテルのベッドの中にいました。