良くやったね河合くん
- 会社のフラッシュ
今日は長野県テクノ財団主催の「知的クラスター・産業クラスター合同成果発表会2010in信州」が諏訪のRAKO華乃井ホテルで開催されました。
長野県テクノ財団からの御依頼もあって、今回サン工業も発表する機会を得ることになったのです。
ハレの発表者はこのプロジェクトに関わりの深い開発課の河合主任が担当することになりました。
彼は以前から今プロジェクトの成果発表にたずさわって来た経緯もあり、今回の担当は君だね!・・といった雰囲気の中、押しつけてしまったようなアンバイです。
彼は今日の発表に至るまでの間、サン工業で初めての特許を取得し、それをプレスリリースしたのも彼ですし、ナント今年の6月には九州で開催された「福岡ナノテク推進会議 総会・シンポジウム」で基調講演を45分間行ってきた実績があるのです。
ですから、今日の発表も安心して傍聴出来たのですが、河合くん曰く「いやぁ、九州での45分の講演より、今日の20分の発表のほうがキツカッたッスよ」の言葉どおり、最初はかなり緊張していることが分かりました。
彼の言葉はウソ偽りの無い感想であることは、私が一番理解出来たのではないでしょうか?・・というのも、私も青年会議所の時代から今日に至るまで、何十回か講演らしきものをして来ましたが、不思議な事に講演会場が、遠ければ遠いほど「良い」講演が出来るのです。
何故か?・・発表者はそれなりの実績を元にプレゼンするわけですが、人間大勢の人を前にすると、少しは誇張した表現をすることで、聴衆の気を引き付けたいという心理が生ずるものなのです。
でも、それが地元だと幾ら誇張して自慢してみても、周りの人には全部見透かされている・・といった厳しい現実があるのです。
持ち時間の20分も半ばから本来の河合くんらしさが復活しとても良いプレゼンが出来、身内としてホッとするとともにお疲れ様と言ってあげたくなりました。