サン工業株式会社

社長のひとり言

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カンボジア的ギリシャ観光

  • わくわく旅行

ギリシャに来るのは永遠の願望でした。
遠くギリシャを知ったのは小学生の時、教科書で小田実の「なんでも見てやろう」の一文と出会った時からでした。夜の船から見たエーゲ海の、暗闇の中に浮かび上がる白い街の情景が深く記憶の中に沈殿し、いつかそんな光景に触れてみたいという願望が年を経ると共に頑強になってきたのです。
ここ数年、今年こそ実現したいとギリシャに願掛けするみたいに、年末には伊東屋でエーゲ海のカレンダーを購入し続けていました。
やっと旅が現実のものとなっても、ここに来るまでちょっとした不安もありました。もし、空がイメージ通りの抜けるような青空でなかったら・・エーゲ海に大波が立っていたらどうしよう!!・・等、期待とあまりにも完璧なエーゲ海のイメージが私の中で出来上がり過ぎていたため、一点でもイメージが崩れると落胆の大きさが計り知れないところが感じられたからです。
でも・・、目の前に文字通りの抜けるような青空と紺碧の鏡のようなエーゲ海に浮かぶミコノス島に降り立ったとき、すべての危惧は吹っ飛んでしまいました。
そこには、やはり想像以上のエーゲ海があったのです。
しかし、すべての予想を上回るミコノス島ですが、35℃はアツい!
感動して写真を撮りまくりましたが、お昼に評判のAntoniniで海鮮料理とお勧めの地元の白ワインを堪能すると、こんな素晴らしい景色を前にしても戦意消失してしまいます。・・で、思い出したのは今年行ったカンボジアのお昼寝付き観光スタイルです。今は、夜の9時頃から暗くなるエーゲ海ですので、午後3時には観光を切り上げホテルでシャワーしたのち、一休みしてから夕刻もそもそと観光に出掛けることにしました。
これがやはり大正解で、パワーも回復しまたまた楽しいエーゲ海の夜を堪能することが出来たのです。

(写真はミコノス名物 ペリカンのペドロくん)

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