没後120年「ゴッホ展」~こうして私はゴッホになった~
- 密かな楽しみ
今日は東京六本木の国立新美術館で開催されている [没後120年「ゴッホ展」−こうして私はゴッホになった] を観に行って来ました。
最近TVでゴッホ特集する事が多い中、ゴッホに対する関心が高まってきたところに今回の美術展ですのでこれを外すわけにはいきません。
今年2回目の国立新美術館ですが、駐車場が無いため田舎から車で行く身としては駐車場探しが大変です。今回はラッキーなことに一番近い民間駐車場がタイミング良く空いたものですから、最短の時間で会場に入ることが出来ました。
私は今までアチコチの美術館でゴッホの作品を目にしてきましたが、今回のように体系的にゴッホの作品に触れたことは初めてです。
ゴッホの37年間の短い人生のそれぞれの時代を体感できた事により、ゴッホが幾何級数的に個を確立していった過程を理解することが出来ました。
特に興味深かったのはアルルの時代ゴーギャンと過ごした有名な黄色の家の「アルルの寝室」が実物大に再現されていたコーナーがあり、その作品と対比する事が出来、あの時代に一瞬タイムスリップしてしまいました。
こうした作品を眺めているとゴッホが苦悩しながら、内から湧き出る情熱をカンバスに塗りこんでいたアルルの地に行ってみたい欲望が湧いてくるのでした。