ガッカリ・パムッカレ
- わくわく旅行
今回のトルコ旅行の目玉の一つであるパムッカレに来ました。
しかし、残念なことに写真のとおり石灰で出来た水棚には水が無く、しかも今にも雨が降りそうなどんよりした空をバックにしたパムッカレは正直期待はずれでした。ここに来る前、いろんな情報から最近のパムッカレには水が張っていないことは知っていたので覚悟?はしていたものの、よく見たパムッカレのイメージとの落差は余りのもので、一部お湯が流れていた箇所で足湯?に漬かったりはしましたが、感激とは程遠いものでした。
石灰で出来た棚田といえば中国の黄龍が有名です。4~5年前に黄龍に行った時はとても感激したものです。ですので、四川大地震の時はあの黄龍は無事だろうか?と、とても心配になった記憶があります。やはり自然遺産は黄龍のようでなくてはいけません。
トルコ政府は水が少ない事や自然保護が必要になっていることを鑑みても、何か手を打って本来のパムッカレの優美な姿を取り戻す対策を速やかに講じる必要を痛感いたしました。
もし何時かまたここに来る機会があるとしたら、その時には青空の下、煌めく水面と水に映る青空と白い棚田のコントラストに感動出来るパムッカレになっていて欲しいと思いながら、少し淋しい気持ちでパムッカレを後にしました。
当初、パムッカレのタイトルは「アッパレ・パムッカレ」で決めており、そうした一面を切り取れたら良いなと思っていたのですが、あまりの落差に情けない表題になってしまいました。
まあ~長い人生、期待以上の感動を得るがために貴重なお金と貴重な時間を費やして旅行を敢行するわけですが、時々こうしたこともあるのも「人生甘くないぞ!」というアラーの教えなのでしょうか?