メキシコは深い!
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メキシコシティーにある「国立人類学博物館」は必見の場所で、ここでマヤやアスティカ文化の全容を見ることが出来る。
アスティカやマヤのことは言葉として教科書やTV番組で漠然と頭の片隅に転がってはいたが、ここに来て観て初めてそのスケールや歴史の重さを肌で感じることが出来ました。何故メソアメリカの人々が20進法を編み出すことが出来たのか?何故、現代に通じる天文学を古代の人々が見つけ出すことが出来たのか?
そして、なにより興味深かったのは、マヤ歴でいうところの人類滅亡日が2012年12月23日ではなく、2051年であるとの説明が現地ガイドによってなされたことだ。その日が2051年であればわたしは100歳になっているわけで、とてもソノ日を目にすることは出来ないだろうが、100歳という区切りの年なのがとっても気になって一段とマヤの文化を興味深く感じるようになった。
メキシコシティーから北東50kmのところにあるテオティワカンでは、紀元前2世紀から6世紀まで繁栄したテオティワカン文化の中心地であった巨大な宗教都市遺跡を見ることが出来た。
太陽のピラミッド、月のピラミッド、そして南北5kmにわたる使者の道を歩いてみると、少し古代の人々に近づいたような気がした・・が、急な外壁の階段を何段も上り下りすると膝が笑い出し、日頃の運動不足で古代人との距離が再び遠のいてしまいました。