ポンペイ
- わくわく旅行
今回の旅行中の21日、フランス人考古学チームが当時のお墓を完全な状態で発掘したとの情報を耳にしました。
彼らが「ポンペイは尽きることのない発見の宝庫だ」と言う通り、ポンペイはわれわれを一瞬のうちに2000年前に連れて行ってくれるのです。
紀元79年にポンペイに住んでいてこの災難にあった人たちには申し訳ないんですが、あの大噴火のお陰?で当時の人たちの暮らしや文化が分かったわけで、2000年前にこんな素晴らしい文化を持ち生活を謳歌していた人々がいたことにただ感嘆するのみです。
ポンペイに佇んでいると、当時の馬車の車輪に巻いてあった金属と石畳の反撥しあう騒音や、行きかう人たちの喧騒が聞こえて来ます。また、大衆浴場やパンや商店に集う人たちの活気と、女郎屋?に人目を忍んで足繁く通う男たちの姿も鮮明にイメージ出来るのです。
こうした地を彷徨っていると、何時しかタイムスリップし「テルマエ・ロマエ」の主人公のように時間軸がずれてしまい、2000年前のローマ時代と現代とを行き来してしまうと、どちらの時代の人々のほうが豊かで幸せだったのだろうか?解らなくなってしまいます。
せめて2~3日だけでも当時のポンペイに、いやローマにタイムスリップしてみたいと痛切な想いが込み上げてくるポンペイ観光に今回もなってしまいました。