豊かな老後の過ごし方
- 思いついたまま
若い人は分からないだろうが、歳を重ねるたび感じるのは、時の経つ速さである。
何故歳をとると時間が短く感じられるのか?・・・それは、過去の経験をトレースしているからだと思う。
過去の経験のトレースとは、まあ~ぶっちゃけて云えば、過去の体験からこれから起こることがほとんど「想定内」に入っちゃっている・・・事に起因して感動が薄まってしまっている為、時間と体感が記憶に残らないほど稀薄になっているのだと思うのです。
十代の頃は、すべてが未知で新鮮で未体験であったが故に、すべての感覚が研ぎ澄まされ、一粒残さず吸収しようという貪欲さと意欲と向上心が相まって、ひと時も無駄な時間はなかったと思う。
だがしかし、十代に吸収したフレッシュな感動と体験は、歳を経るとともにほとんどが「想定内」になってしまい、かつての震えるような感動を感じることが出来なくなってしまう・・・このことが歳と共に変化する時の長さ(or短さ)を推し測る一番の要因だと思うのであります。
だからこそ、多少無理をしても、またお金や時間をかけても新たな感動に出会える瞬間を求める行動が大切だと思います。
旅は何時も新たな感動を与えてくれますし、読書はフィクション、ノンフィクションにかかわらず自分のみでは体験しえない「別の人生」を与えてくれます。
旅と読書以外でも、自分が感動できそうなことであれば積極的にチャレンジしていこうと思っています。