カマルグで白馬に乗る
- わくわく旅行
まさか、フランスで馬に乗ることになるとは思ってもいませんでした。
今日は、午前中マルセイユの港から小さなボートをチャーターして、一昨年国立公園に指定されたカランク国立公園の美しい海岸を3時間ほどクルーズした後、足を伸ばし、フラミンゴが生息していることで有名なカマルグまでドライブしてみました。
なにしろ二つのローヌ川(グランとプティ)と地中海に囲まれた広大な三角州ですので、景色は余り変化に乏しいフランスでは珍しい稲作地帯なのでしたが、今回も突然オスカーさんからの提案で「馬に乗ったこと、ありますか?」「ありませ~ん」「じゃ、乗ってみましょ」・・と言ったノリで白馬の王子?様になったのであります。
聞けば、この地域は半野生化した「カマルグの白馬」で有名で、昔アルベール・ラモリスという監督が作った「白い馬」という白黒の短編映画はカンヌでグランプリを受賞したとのことです。
そんな訳で、生まれて初めての乗馬を遠く離れたフランスの地で体感することになりました。
初めて知りましたが、馬はしっかりと乗り手を見極めていて、初心者には上から目線で人をバカにし言うことは聞きません。でも、アメリカのアリゾナの牧場で働いたことのあるオスカーさんの馬はちゃんと乗り手の言うことを聞き、ギャロップから疾走まで楽しんでいるようでした。
人間と同様、馬も相手を見分けてそれなりの付き合いをすることに驚きもし、馬にも人間らしさ?を感じ親しみを持った一時間の体験でした。