拉致被害者家族連絡会 飯塚繁雄氏講演会
- ほんの出来事
伊那ライオンズクラブは本日、ライオンズクラブの活動を市民の皆様に正しく理解していただける場として、公開講演会を企画いたしました。
講演会には北朝鮮による拉致被害者家族連絡会の代表である、飯塚繁雄氏をお招きし「北朝鮮による拉致の実態と早期救出に向けて」というタイトルで1時間半に及ぶ講演を伊那市駅前にある「いなっせホール」で開催いたしました。
あいにく雨になってしまった為、当初の思惑のような集客は出来ませんでしたが、それでも家族会の現状と課題そして、今後の希望が生の声で聴くことが出来、参加者一同拉致問題について見識を新たにする事が出来たと思います。
飯塚氏の講演を聞き、改めて感じたのは国家の思惑が一般市民に及んだとき、余りにも市民は無力である事又それ故、国家の毅然たる意志力と行動力が如何に重要であるかが明白になりました。
しかし、政権担当者の思想、思惑一つで翻弄されてしまう被害者の立場になれば、理不尽な国家戦略に巻き込まれ、もって行き場が無い怒りを、同胞としての日本人である我々が我が身になって考え、共に政府に働きかけていく行動力こそが求められているのだと感じました。
また、70歳になる飯塚氏が現役の工場長であり、週に2・3日しか出社出来ないにもかかわらず、そうした立場に理解を示してくれる会社は素晴らしい会社だと思いました。