何故か女性作家の本ばかり
- わくわく旅行
- 密かな楽しみ
ほんの偶然だが今回の北欧3カ国旅行に携行した4冊の本、すべてが女性作家のものばかりだった。
中野信子「運命の絵」、池田晶子「絶望をお生きる哲学」、原田マハ「サロメ」、ジュンパ・ラヒリ「べつの言葉で」どれも読みやすい本を選んだつもりだが、結構深いところもあって飽きずに読み進めることが出来た。
今回のような長距離の旅行に帯同していく本を選ぶのに、けっこう気にかけることが多い。
限られた空間の中、限られた時間をなるべく有効に生かすと共に、その旅に相応しいかそうした機会でしか感じることが出来ないインスパイアーされそうな本を、しかも偏ることなくバリエーションを豊かにすることも厭きないための大切な工夫なのである。
わたしにとって長い飛行機の旅は大歓迎で、還って中途半端な時間の旅先では楽しみが半減してしまう。だから多くの人から聞こえてくる「海外へは行きたいが、アノ長い機上での時間のことを考えただけで苦痛になってしまう」とのご意見には???なのである。
以前は経営にかかわるノウハウものや自己啓発系の本が多かったが、最近はなるべく小説や肩の凝らない本を選ぶようにしている。