日本と台湾の生きる道
- わくわく旅行
- 思いついたまま
台湾の置かれている立場は、ある意味日本と似ているような気がします。
政治は別として、特に製造業に於いてはすざましい空洞化に晒されている現状は同じだと思います。いや、考えようによっては日本以上の速度で海外移転が進んでいるのではないでしょうか?
国内に留まり「座して死を待つか?それとも中国へ打って出るか?」その選択肢は日本以上に限られていそうです。
EMSの世界ではエイサーやクアンタに代表される強かな戦略を駆使して、一介の組立て工場がメーカーに華麗に変身したり、半導体の世界でもその存在感を内外に示しています。
隣国中国との関わりは日本以上にセンシティブな政治力と対応が要求される中、民族の誇りと独自性を示す将来像を描かねばなりません。
今回の旅行を通して感じたのは、同じような境遇にある日本と台湾は、歴史の変革に即した新たな友好関係共に、強大化しつつある隣国中国対応の新たな協調関係を構築する必要があると思いました。