ソーシャルディスタンス、不要不急、ロックダウン、パンデミック、クラスターなど今まであまり耳にしてこなかった言葉が連日連呼され鬱陶しい日常になっています。それに加え今年の異様に長かった梅雨があけると例年にも勝る猛暑に辟易している今日この頃です。海外旅行はもとより県外への遠出も控えなくてはならず、また近所の飲食店での交流も自粛を余儀なくされ、いろんなうっ憤が堆積して来ています。
　
私が個人的に参加しているプライベート飲み会の一つに「２１会」という、設立？当初は２１日に皆で集まり楽しく語り飲もう！との単純明快な名称の会があり、始まってから既に３０年以上経過しているのでメンバー皆同じように年を取り（あたりまえか！）、それと共に毎月開催していたのが最近では年に２回ほど集まる会になって来ているんです。
それでも会費だけは依然と同じように徴収しているので、年々会にお金が貯まっているようで、有り余る？会費を消化するために年に一回、国内外の旅行を実行していましたが、今年はコロナの影響で何処にも行けません。

・・ので、プールしてある会費を皆に均等に還付しようとの意見も出ましたが、コロナでストレスも溜まっていることもあり、何か非日常のことが出来ないか？・・ということになり、そこで出てきたアイデアが日頃高価すぎて飲めないワインやお酒をふんだんに飲めるBBQパーティーをしようということになりました。

カリフォルニアワインで有名な「Opus One」イタリアワインは「SASSICAIA　1995」チリワインで高名な「SENA」フランスワインで一番高価な「ロマネ・コンティ」・・は今回チョッとパスして２番目ワインとして「Smith Haut Lafitte」をチョイスしました。
シャンパンはもちろん「ドン・ペリニヨン」。日本酒は地酒で最近評価の高い「木曽路　大吟醸」。

我が家のガレージで３密を避ける心地よい距離感を保ちつつの豪華なBBQパーティーが開催されました。
企画者としては最初に生ビールで皆を酔わせておきつつ、日本酒党にはしっかり「木曽路　大吟醸」を堪能してもらっている間に、先のワインを自分だけのモノにしようという魂胆でしたが、急な夕立もありビールの消費は進まず、また日本酒党も、今後この会では２度と飲めない高価なワインとの触れ込みに、ここぞとばかりに果敢にチャレンジしてくれたので、結局ホンの少ししか味わうことが出来ませんでした。

しかし、コロナの時しか出来ない豪華絢爛の非日常的な企画でしたので委縮していた気分を開放出来た楽しい一夜になりました。