ハロルドが笑う その日まで
- 思いついたまま
- 密かな楽しみ
今年のお正月は如何お過ごしでしたか?
正月休みが短かった今年は、あまり遠出はせずに家でまったりと過ごしました。
暇なので、DVDを何枚か借りてきてボンヤリと時を浪費してましたが、それらのDVDのなかで一枚気になったのがありました。そのタイトルは「ハロルドが笑う その日まで」という、タイトルだけでは内容が全く想像できない映画でした。
何が気になったかといえば、映画のシチュエーションなのです。
簡単に言うと、あるノルウェーの老舗高級家具店のとなりに「IKEA」が出来たことで、閉店に追い込まれた主人公がナント!IKEAの社長を誘拐すると言ったストーリーなのですが・・、驚いたのは「IKEA」が実名でスクリーンに大々的に映りだされていたのと、IKEAの実在の創業者「イングヴァル・カンプラード」が実名で登場したことでした。
なにしろ、内容が内容なだけにとてもナーバスなテーマになっちゃうにもかかわらず、それを容認したIKEAってある意味スゴイ!!と感じた映画でした。
その中で交わされた会話の中に「本当の価値は椅子ではなく、座る者にあるとずっと言ってきた」とか「確かに俺の家具は壊れるが、すぐ新しいのが出回る」や今はスウェーデンの自動車SAABに乗っていた主人公の車に乗った時言ったのが「だからSAABは潰れるんだ」とか、意味深なセリフがところどころ散りばめられていた映画でした。
しかし、いまでも謎なのは「何故こんな映画をIKEAはつくるのを許したのだろうか?」ということです???