初秋の京都に地元、アルプス中央信用金庫信大前支店の経営者の会のメンバー10名+で行って来ました。
紅葉前の京都に何故？とは思いましたが、シーズンの京都の混雑ぶりを考えるとベストのチョイスだったような気がいたします。
事前にいただいた行程表をみて惹かれたのが、「人気のトロッコ列車と船頭の竿さばき！保津川下り」でした。未だ少年の様？な気分でいる私は、トロッコ列車の文字の魅力に負けてしまい、参加を決意したのです。

行ってみると、三十三間堂や天竜寺を拝観し又、大徳寺の渋い日本庭園を鑑賞し、その後、尾関荘園閑栖の法話もいただけたりした中身の濃い研修旅行となりました。
しかし、一番のサプライズは途中に企画されていた京都国立博物館で開催されていた「特別展　国宝鳥獣戯画と高山寺」でした。

中学生の頃、教科書で見たことはありましたが、実物を目にすることが出来るなんて思いもよらないことでありました。多分こうした企画でもない限り知らずにいたであろうし、仮に知ったとしても、わざわざこれだけ見に京都には来ないと思います。
ですから、1時間程並びはしましたが満足度は100%+とメーターを振り切りました。

これらのユーモラスな動物と人物との描写を見ると、世界を席巻している日本の漫画の原点がここにあるようで、そうした視点で見てみると日本人の違った文化のルーツが伺え、とても新鮮な感覚で触れることが出来ました。