メッカ巡礼
- わくわく旅行
メッカ巡礼と言っても宗教的なそれではなく、単なる自動車好きにとってのメッカと言えばやはりここ、ベンツとポルシェ博物館になるのではないでしょうか?
午前中行ったベンツ博物館は、自動車の歴史はベンツの歴史だ!と言わんばかり(・・ま、そのとおりだけど・・)の矜持とバイエルン魂を前面に押し出した文字通りメンツをかけた(200億円!)の意気込みがしっかりと伝わった博物館でありました。
ニューヨークのグッケンハイム博物館のような回廊形式の展示で、且つその回廊がいくつかのブースと複雑に重なり、少しスリリングなプチ探検の様相を呈しているのです。ですから、我々のように時間に少し余裕がある団体であれば良いのですが、時間が限られた人達には一寸厳しい観光になってしまいそうです。
ポルシェ博物館は、ベンツのそれと比較すると小じんまりしてはいるものの、幾多のレースを勝ち抜いて来た実績と誇りを前面に押し出している、さわやかな展示に感心いたしました。
ポルシェ博物館の紹介やTV等での報道に触れる都度気になっていた、可愛く無駄のないフォルムのヒルクライム専用マシンに会えてとても幸せになりました。
ポルシェのレースで培った「早い=美しい」の哲学?をドイツ人気質で実直に体現した結果が、この博物館になったんだなァ~・・と、理解出来たポルシェ博物館見学なのでした。
念願だったベンツとポルシェの2つの博物館見学が叶ったとても嬉しく、とても充実した一日となりました。