第7回サン工業コンサート
- 会社のフラッシュ
今年もサン工業コンサートを開催する事が出来ました。
今回で7回目となるコンサートは地元出身の小池香織さんのヴィオラ・ダ・ガンバと埼玉在住の榑谷(くれたに)学さんのチェンバロによるコンサートです。
いままで、フルートデュオはじめバリトン、ピアノ、津軽三味線、篠笛、バイオリンと多岐に亘る企画でしたが、今回もヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロという古楽器によるコンサートで少しユニークな企画になったような気がします。
なるべく地元の音楽に携わる方々の発表の場になれば良いなと思いながら企画するのですが、なにしろ狭い情報しか持ち合わせていませんので、中々意図する企画にはならないのが現実です。
しかし、今回も昨年に引き続き地元で活躍されているアーティストに演奏してもらうことが出来、とても嬉しく思っています。
本来はJAZZが好きなわたしですが、学生時代(今から40年前?)の朝方、枕元のNHKのラジオから聴こえてくるバロックの調べ(特にチェンバロの音色)の心地よさが印象深かったものですので、昨年3枚ほどAmazonでチェンバロのCDを購入していました。
購入してから気付いたのは、枕元から自然にバロックの音楽を耳にするにはそれなりのタイマー付きの再生装置が必要なことでした。不幸な事に今日までそのような電化製品が手元に無いので、当初の理想(朝耳元からやさしくバロックの音楽が流れてくる幸せ)は実現していません。
でも、今日は朝では無く午後でしたが、チェンバロの音色とヴィオラ・ダ・ガンバの素晴らしい音楽を生で!しかも、高遠美術館という最高のシチュエーションで聴くことが出来、久しぶりに感性を増幅することが出来ました。
なにしろSUNDayという社員研修の一環のイベントであることと、一零細企業の企画ですので、あまり規模を拡大することなく地道に回を重ねられたら良いなと思いながらの企画です。でも、嬉しい事に演奏の合間における新入社員の演奏者に対する質疑も、お出で下さった方々には好感をもって受け入れていただいているようですし、毎年お越しいただいている方々が年々増えているものですから、何となく身内のコンサートの様で、とてもアットホームな雰囲気を醸し出していますので来年も、こうしたコンサートが開催出来るよう頑張ろうと思った午後でした。