トルコといえば・・・。
- わくわく旅行
トルコといえばイスタンブール・・・イスタンブールといえばブルーモスクとアナソフィア~東西文化の接する地。
そんな東西文明が融合しているトルコを訪れて、初めて解る事が多々あります。
それは紀元前から繰り返された民族支配の歴史であり、キリスト教とユダヤ教に代表される信仰の歴史でもあるのです。
どれが善でどれが悪である、といった単純な理論はこの地にはあり得ず、歴史の大きな波に曝されつつ強固な意志を持って自らの価値観を確立しようとする現代建国の父といわれるアタチェルクの思想が今でも脈々と息づいているのを感じます。
そうした歴史を鑑みれば、如何に時の施政者の志が大切であるかこの国を見ると、よーく理解出来ます。
それに引き換え、今の我が国の政治家どものレベルの低さがよーく理解出来てしまうのです。しかし、こうした不甲斐ない政治家を輩出したのは我々市民の知性の現れである事を認識することから始めなくてならないでしょう。
世界3大料理であるあると云われたトルコ料理ではありますが、来てみて味わってみて感じたのは「それ程ではないな?」といった、感じなのです。
けっして不味い訳ではなく、食べられないものは無かったものの「こんな味初めて!」とか「信じられない!」とかの感動はありませんでした。もしかしたら、今回の旅行以外の空間でそんな素晴らしい体験が出来たかも知れません。
でも、残念ながら限られた予算を期間の中でのベストと思われる今回の旅行に於いて、そんな感動が感じられなかったのは、もう一度トルコに来てみて本物のトルコを味わってみては?・・・という悪魔?の囁きが耳について離れません。