今日は映画「グランブルー」の舞台にもなったタオルミーナに来ています。
昨夜降った雨も朝には止み、今でも噴煙をあげているエトナ山が、その雄大な全貌を抜けるような青空の下、見せてくれたのです。
朝一番にカステルモーラへ途中まで車で行き、その後急峻な坂道を息を切らしながら小一時間登りました。
日本を出て久しぶりに良い汗をかいた後、振り返るとそこにはタオルミーナの街と地中海とイタリア本土が一望出来、また反対側にはエトナ山の雄姿が見られその雄大な景色に汗も吹き飛びました。
今回我々が泊まったのは「San Domenico Palace Hotel」由緒ある修道院を改装したホテルでグランブルーの舞台にもなりましたが、一泊目は映画のロケで、二泊目はコンベンションでシーズンオフにもかかわらず多くの人で賑わっていました。
こうした５ツ星ホテルでも伝統と格式にこだわっているのではなく、いろいろな企画を時代と顧客からのニーズに応じながら、ギリギリの選択をしながら経営しているのだなと感じました。