エアバス見学
- わくわく旅行
今日は今回の旅行で最大の楽しみであるエアバス社見学の日です。
トゥールーズ空港に隣接する形でエアバス社はあります。指定された見学時間が13:30で13:00までに到着し、見学手続きを終えた後係員の指示に従って行動するように、また、カメラや携帯電話はボックスに集めさせらるといった厳重なセキュリティー対策がなされていました。
ブリーフィングでA380の試験飛行風景のビデオを観てから、工場見学を始める。
この工場では4カ国の工場に主翼や胴体、尾翼など主要パーツを担当させ、ここではそれらを海や河川と陸を利用し運搬してきた後、ここで最終組み立て、調整を行い各航空会社に納入するシステムになっているとのことでした。
ここでは一度に8機まで組み立てることが出来、フル稼働している模様で、ルフトハンザ、エールフランス、エミレーツ、シンガポールの各社のマークが垂直尾翼に誇らしげに塗装されていました。残念なのはそれらの中に日本の航空会社のものが無かったことです。
配線だけでも一機あたり500キロメートルにもなるとの事で、相当大変で神経を使う作業であることは容易に想像つきましたが、ボルト一個の作成から完成まで18ヶ月で出来上がると聞きその驚異的な生産性に改めてエアバス社の実力に驚いたものでした。
確かに巨大な機体が並んでいる姿は壮観でしたが、建物も巨大であったし敷地も広大であったため、遠くから眺めると大きなプラモデルが並んでいるような錯角さえ覚えたほどです。
来年当初、シンガポールでのエアーショーに参加しているFP研究会で視察する計画がありますので、次回はシンガポール航空のA380に乗って、エアーフランスとの差を見て、中身は同じでも内装や航空各社の考え方の違いを感じてみたいものだと思います。