ペイリン・アラスカ州知事のMP704
- 思いついたまま
メガネのはなしです。
じつは先日メガネが無くなってしまいました。酔って自宅に帰りなにやらしていたら、それまで掛けていたお気に入りのローデンシュトックのメガネが無くなっていたのです。メガネが自宅で行方不明になることは偶にありますので、1~2日すれば出てくると思っていましたが、今回はいつまでたっても出てきません。
数日後気付くと服の中にまみれており(何故服に紛れ込んだのかは今なお解明されておりません)、一緒に洗濯されてしまったのですね。ご丁寧にも乾燥機の中で2時間以上も目を廻していたものですから、レンズは外れ小さなネジは紛失し、とても回復は不可能だとわかりました。
そこで、新調しようと意を決して馴染みの眼鏡屋さんに行き、出会ったのがペイリンさんのあのメガネだったのです。
アメリカ大統領選において、オバマVSマケインの大統領争いと共に注目を浴びたのは副大統領候補のひとり、ペイリン・アラスカ州知事でした。
TV討論会の視聴率では、大統領同士の討論会よりも副大統領のそれのほうが視聴率は高かったほど、ペイリンさんは注目の人になっています。
それまで、ほとんど無名だった彼女が注目されたのは、共和党初めての女性の副大統領候補であったことに加え、彼女の理知的な美貌も大きな要因であったような気がします。
そして、彼女の理知的な雰囲気を一層演出していたのが、彼女のかけていたメガネであったのではないでしょうか?
そのメガネがなんと日本人デザイナーである、川崎和男(KAZUOKAWASAKI)によるMP704シリーズだったそうで、今大評判になっているそうです。
偶然にも、先日TVで彼の番組を見ていたので、実物を手にとって見てそのコンセプトが親しみを持って理解出来ました。
・・・というわけで、今回迷うことなく「お買い上げ!」になりました。これで少しはペイリンさんのように理知的に見えればいいのですが。
たぶん、今回の大統領選ではオバマ氏が当選しそうなので、彼女の人気もすぐにアセてしまいそうです。わたしがメガネに託したご威光もそれと共に色褪せそうなのを今から心配しています。